山田昭男のリーダー学

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、天外伺朗著、『「日本一労働時間が短い“超ホワイト企業”は利益率業界一!」 山田昭男のリーダー学』です。


リーダー学と名付けてあるのでビジネス書ですね。


著者、天外伺朗と未来工業の初代社長山田昭男さんとの組み合わせに興味を持って本書を手に取りました。



繋がりは天下伺朗さんが提唱されている人間性経営学で、山田昭男さんの経営手法がフロー経営そのものであるというところなんですね。


そして本書は著者が主催している天下塾の講師として、山田昭男さんを講師として迎え、行われた3回のセミナー”山田塾”の記録より、山田さんの経営手法の真髄は何であるかを、その中のやり取りを通し、著者が解説しています。


未来工業について、初めて知ったのは坂本光司さんが書かれた「日本で一番大切にしたい会社」でです。


それから、講演なども聞いたこともありますが、本書は、山田昭男さんが語られる奔放な発言は、どういう視点で発せられているかということも分析されているので、面白かったです。


やはり、いかに人を活かしていくか、信じるかと言うことが大事なんだなということが理解できる本だと思います。