日韓つっぱり力

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、渡部昌平著、「日韓つっぱり力」です。


久々の韓国について書かれた本です。


が、この本出版されたのは2007年で9年前のものです。


著者は、在韓国日本大使館(厚生労働担当)書記官として。3年2か月間、韓国に駐在されていた方です。


日韓つっぱり力 (中公新書ラクレ)

日韓つっぱり力 (中公新書ラクレ)


本書は、仕事やプライベートな場で、韓国人と友好的対話をするために、両国間にあるいくつかの課題や問題などを話題になったときに、どのような対応で臨んだらよいかということを著者の視点から述べられたものです。


この当時は、小林よしのり氏の「嫌韓流」がもう出版されてヒットしていたようですが、本書そのものは、いわゆる嫌韓本とは一線を画すものです。


取り上げられている話題は、できればあまり話題にしたくないようなものばかりなのですが、そういうものを話題にされたときに、単に話題を逸らすのではなく、どのような対応をしたらよいかという点で参考になりました。