もっと言ってはいけない

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

今回紹介する本は、橘玲著、「もっと言ってはいかない」です。

 

もっと言ってはいけない (新潮新書)

もっと言ってはいけない (新潮新書)

 

 

前著の「言ってはいけない 残酷すぎる真実」も面白かったですが、本書もそれに劣らず面白かったです。

 

タブーとして、ここに書かれていることが語られていないとすると、その事実は皆さん、知っているということになるのでしょうが、私は本書を読んで初めて知ることが多く、へぇ・・そうなんだの連続でした。

 

言ってはいけないことなのかどうかは、判断しかねることですが、言ってもいいんじゃないかということが書かれていたようにも思います。

 

ただ、皆さん、そういうところに関心がいかないだけなのかなと思います。

 

でも、本書を読んで、書かれていることが事実に近いとすれば、日本人はやはり、他の国の人たちとは、違う感覚を持っているのだなということです。

 

それは、肌感覚ではなんとなくそうかな・・と思っていたので、読み終わって、やっぱりそうなんだという気持ちになりました。