これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、帝国データバンク情報部著、「大不況下 危ない取引先の見分け方」です。
本書は、2009年に出版されたものですが、危ない企業の見分け方の参考になると思い、ブックオフで入手したものです。
危ない企業を見分けるには、決算書などの数値による定量分析。経営者の人物や商品の市場性など数値には表れにくい情報による定性分析が必要だと言われています。
読んでみると、確かにヒト、登記簿、手形、決算書、取引状況、金融機関との関係、コンプライアンス、有価証券報告書などから、企業の危険度をチェックするポイントが書かれています。
企業の経営分析、経営診断などする方は、参考になる本だと思います。