「徴用工」の悪心

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、シンシアリー著、『「徴用工」の悪心』です。

 

最近の日韓関係はおかしいというより、軌道を逸している。

 

文在寅ん大統領になり、露骨になっている。

 

本書は、昨年11月に韓国の最高裁で結審した「徴用工裁判」の結果を受け、緊急に出版されたものになっている。

 

「徴用工」の悪心 (扶桑社新書)

「徴用工」の悪心 (扶桑社新書)

 

 

なぜ、そのような結果になったのか、これから韓国はどのような方向に進もうとしているのか、それに対して、日本はどのように対処したらよいのか、筆者の考えを述べている。

 

韓国で報道されている情報を基に論じているので、日本の識者とは違った切り口で語られているのが、非常に興味深い。

 

レーダー照射問題にしても、そうであるが、明らかに嘘とわかるようなことを平気で口にし、決して非を認めない韓国。

 

なぜ、そうなのかも本書を読むと、よく理解できると思う。

 

こちらに目向けている間に、北朝鮮が何を企んでいるのか、心配になるが、韓国と北朝鮮をまとめて、朝鮮との対峙で考えた方が良さそうである。