逃げる力

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、百田尚樹著、「逃げる力」です。


本書は、時には逃げることの必要性について説いた本です。


逃げる力 (PHP新書)

逃げる力 (PHP新書)


読み進めていくと、逃げるための条件というか、何か大切な守りたいものがあるのなら、それを考えてもいいのじゃないかとなってきます。


そして、逆説的になりますが、逃げるだけではなく、戦わなくてはならない場面もあることを説いてきます。


逃げるという行為より、自分自身にとって、何が大切なのか、よく考えてみようということを、この本では、述べたいことの一つになっているようです。


著者曰く、それは家族と自分の命だということです。


片意地張ることなく、ここに書かれているような感じで生きていくことができれば、ストレスも感じることは少なくなるのかなと感じました。