北朝鮮核危機!全内幕

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、牧野愛博著、「北朝鮮核危機!全内幕」です。


金正恩がトランプと会談するという動きが出てきて、北朝鮮有事の危機の確率は下がったようにも思えるが、本書を読むと、北朝鮮の今までの行動パターンから、それも怪しいのではないかと思えます。


北朝鮮核危機! 全内幕 (朝日新書)

北朝鮮核危機! 全内幕 (朝日新書)


本書は、最近の北朝鮮の動き、過去の米国と北朝鮮協議の内容を振り返りながら、北朝鮮有事の可能性を検証しています。


本書では、特に勃発か、回避かについては結論付けは行っていません。


しかし、北朝鮮という国の行動パターンを理解するには、良い本だと思います。


本書を読むと、まだまだ安心はできないということと、米国も肝心なところで、手玉に取られていることがわかると思います。


まだまだ、両国のやり取りからは目が離せないし、日本としては、拉致被害者のこともあるので、強い対応が必要ではないかと思いました。