鉄の骨
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、池井戸潤著、「鉄の骨」です。
この小説、面白かったです。
建設談合を題材に書かれた小説ですが、談合の調整、進行を軸にしながら、主人公と彼女の恋愛模様、検察の捜査等々、例のごとく、いろいろな切り口から話が展開され、収斂していきます。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/15
- メディア: 文庫
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それぞれの展開に、起伏があり、見事なエンタテイメントになっています。
約650ページの長編なのですが、読み始めると、その先、その先へと読み進んでしますのは、いつもの通りです。
本作品は、吉川英治文学新人賞を受賞しているとのことです。
この本は、お奨めします。
十分に楽しめる本です。