孤独のすすめ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、五木寛之著、「孤独のすすめ- 人生後半の生き方」です。


高齢を迎えて、どのように生きていったら良いのかを、著者の体験、実感をベースに綴った本である。


 

著者は84歳になるそうで、これからの日本、高齢化社会になり、いきなり人がいなくなる世界がくるだろうと言っています。


山を登るのを終え、下りを迎えた世代は、下り方を味わうことも必要だと説いてます。


著者の意見は、なかなか達観している部分も多いのですが、高齢化への一歩を踏み出そうとしている自分にとっては、含蓄ある一冊だと感じました。


著者が述べているように、高齢者による高齢者商品の開発など行ことで、高齢者の活用もあるのではないかとも思いました。


山の下り方も一歩一歩考えながら歩くことが必要なようです。