健康という病

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、五木寛之著、「健康という病」です。


本書は、健康に関するエッセイ集といったところでしょうか。


健康という病 (幻冬舎新書)

健康という病 (幻冬舎新書)


健康について過度に気遣うことは病気であると著者は述べています。


まさに、そうだなあと思います。


食べるものにしても、運動にしても、こうしなくちゃダメだとか、ああしなくちゃいけないと、私もよく言われますが、健康に関しては相反する説もあり、自分がこうだと思えることをやるのがいいと思います。


そんな私の考えを裏付けるようなことを書いてくれているので、嬉しくなってきました。


歳を取るにつれ、健康に関心を持つことも多いと思うし、衰える身体とどのように付き合うかを考えなくてはいけないと思います。


そんな心情もくみ取れるエッセイでした。