物流大激突

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、角井亮一著、「物流大激突 アマゾンに挑む宅配ネット通販」です。


インターネット通販の増大に伴い、宅配便の荷物量が増大、人手不足の深刻化もあり、立ち行かぬ状態になっているのは、昨今のニュースでも流れています。



経営において物流の重要度は飛躍的に高まっているといってよいでしょう。


本書は、物流戦略が際立っているアマゾンを取り上げ、その取り組みと、今後予想される動きを解説するとともに、物流が肝となるそれぞれの日本企業の取組などを紹介、解説しています。


いかにモノを確実に、時間通りに届けるか、これが様々な企業にとって必要なことがわかります。


また、そのためには、外部の物流業者と協力するほかに、自社で物流にも取り組むことで、いかに効率化を目指すことも企業戦略の一つになるということ。


様々な展開が考えらるので、今後、このような企業はどのような変化を遂げていくのだろうか、ウォッチングしたいとも思いました。