アマゾンと物流大戦争

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、角井亮一著、「アマゾンと物流大戦争」です。


本書は、アマゾンのビジネスの仕組みや戦略をわかりやすく解説してくれています。


また、このアマゾンに対抗する勢力であるウォールマートの戦略やその他ネット販売を展開している日米の企業について、ロジスティックの観点から紹介、解説しています。


アマゾンと物流大戦争 (NHK出版新書)

アマゾンと物流大戦争 (NHK出版新書)


著者は、つい先日読んだ「オムニチャネル戦略」も書かれた人です。


最後に、アマゾンと競うための3つの戦略を挙げています。


その中の一つにオムニチャネル(ネット×店舗)もあります。


他には、ラストワンマイル(最寄りの拠点から家庭や企業などの顧客の建物まで結ぶ物流)と独自商品を持つことが挙げられていました。


「物流を制するものがビジネスを制する」


この観点で、様々なビジネスをウォッチングすると面白いと思いますし、企業をチェックする上でも必要な観点だと思います。


一読をお勧め致します。