銀行仕置人

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、池井戸潤著、「銀行仕置人」です。


上司に嵌められて、融資先の企業の倒産によりその回収不能になった責任を取る形で、人事部付の閑職に追いやられる主人公。


銀行仕置人 (双葉文庫)

銀行仕置人 (双葉文庫)


そこから、人事部長の支援もあり、その悪事を暴いていくというストーリー。


最初に書かれている内容から、さらに様々な登場人物が出てきて、展開が変わっていくのは、著者が得意とするストーリー展開です。


(えっ、ここでこんなことがあるの・・・)とか(ああ、このままじゃ終わらないよな・・・)と思いながら、読んでいるとついつい読み進めてしまう金融長編ミステリーです。