銀行仕置人
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、池井戸潤著、「銀行仕置人」です。
上司に嵌められて、融資先の企業の倒産によりその回収不能になった責任を取る形で、人事部付の閑職に追いやられる主人公。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/01/20
- メディア: 文庫
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そこから、人事部長の支援もあり、その悪事を暴いていくというストーリー。
最初に書かれている内容から、さらに様々な登場人物が出てきて、展開が変わっていくのは、著者が得意とするストーリー展開です。
(えっ、ここでこんなことがあるの・・・)とか(ああ、このままじゃ終わらないよな・・・)と思いながら、読んでいるとついつい読み進めてしまう金融長編ミステリーです。