陸王

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、池井戸潤著、「陸王」です。


池井戸作品の最新作です。


ようやく読むことができました。


陸王

陸王


今回は、百年続く老舗の足袋製造業者が、ランニングシューズの新規事業に取り組むというお話です。


池井戸作品でのお約束、銀行での融資等の葛藤も描かれています。


そして、山がいくつかあり、いくつかの布石がだんだんと繋がって、ストーリーを紡いでいく池井戸作品のセオリーがこの作品でも活きています。


かなりのページ数の本でしたが、ストーリーが面白いので飽きることなく湯むことができました。


そして、読後は、なんか仄かな暖かさを感じる、そんな作品です。