株価暴落
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、池井戸潤著、「株価暴落」です。
今回、戻ったときにブック・オフで購入しました。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/03/10
- メディア: 文庫
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取引先である大手スーパーで爆弾テロが連続して発生。
それにつれて、そのスーパーの株が下落し、銀行にも多大な損失が出てくる。
更なる融資を申し込んでくる。
融資を審査する銀行審査部の担当者を中心に、爆弾テロ事件の犯人捜し、そして融資に対しての判断を巡るスーパーおよび銀行内の様々な人間の駆け引きが描かれています。
いつも思うんですが、事実関係や真犯人までの話の展開が実に巧みだなと思います。
必ず、展開が変わる。
この先、どうなるんだろうと興味を湧かせながら、どんどんと読む進んでしまいます。