日本人へ 危機からの脱出篇
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、塩野七生著、「日本人へ 危機からの脱出篇」です。
本書、確かベストセラーになっていたと思うのですが、勢いで手にして長い間寝かせて、ようやく読むことができました。
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/10/18
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (8件) を見る
まず、知ったのは「日本人へ」でシリーズ化していることだ。
本書は、その第3弾に当たるらしい。
読んでみるとエッセイだ。
なにかに連載しているのだろうか・・・というか、連載しているらしい。
だから、読んでいると時間の変遷がわかる。
エッセイだから、書いてある作者の考え、ものの見方に、素直に反応すればいいのだなと読んでいくと、中々、骨太な意見を持っている。
そして、イタリアに半世紀も住んでいるそうだ。
なかなか新鮮なものの見方で、こちらもハッとさせられる内容が多かった。