総理の実力 官僚の支配

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、倉山満著、『総理の実力 官僚の支配─教科書には書かれていない「政治のルール」─』です。


高校生の時の倫理・社会ってやったようなやらないような感じでしたし、政治のことを学校で学んだ記憶が私にはありません。


なので、『教科書には書かれていない「政治のルール」』という副題に興味を持ち、本書を手に取りました。


総理の実力 官僚の支配 ─教科書には書かれていない「政治のルール」─

総理の実力 官僚の支配 ─教科書には書かれていない「政治のルール」─


ここに書かれている内容は興味深いものでした。


特に日本の総理大臣経験者の実力とその行動を述べている部分は、新聞、テレビ等で報道されていた内容からは想像できないようなことが多く、非常に面白いです。


新聞やテレビの報道がオモテとするならば、ここで書かれているのはそれぞれ政治家のウラの顔を知ることができました。


政治家と官僚の関係、省庁の系列、力的にはどこが強いのか、等々が書かれており、なるほど、確かに教科書には書かれていないあと思いながら読み進めました。


なかなかお面白い本です。


お奨めします。