小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、佐藤優&井戸まさえ著、「小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける―これだけは知っておきたい70のポイント」です。


小学校の社会科の教科書で政治の基礎知識を身につけようという、目から鱗の本です。


取り上げる教科書は小学校6年生用の「公民」。




中学や高校では説明をはしょっていて、内容は大学・大学院レベルのものが多いということで小学校の教科書にしたということだ。


遥か昔に思いを馳せると公民とか詳しく学んだ記憶がないような気もして、今の教科書ではこういうことをこんな風に説明しているんだと感心した。


佐藤氏の著書なので、どのような本を読むと補足的、あるいは詳しく学ぶことができるかもわかるようになっている。


この本を読むことで、「国会」「内閣」「裁判所」「憲法」「三権分立」「税金」「選挙」のことがやさしく理解できる。



それも、教科書で教えている内容の「オモテ」と実状はどうなのかという「ウラ」についても知ることができるのが本書の特徴でもある。


政治の基礎知識を身につけたい方には、お奨めの本です。