1行バカ売れ
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、川上徹也著、「1行バカ売れ」です。
コピーライターである著者によるコピーライティングの解説本です。
前作、「者を売るバカ」が面白かったので、本書を書店で見た時に、すぐに手を伸ばして購入しました。
- 作者: 川上徹也
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: 新書
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今回はキャッチコピーを作成するための着眼点として5W10Hを提唱し、過去の様々な商品について例示しています。
5W10Hとは、何を言うか「What to say」の5Wとどのように言うか「How to say」の10Hです。
まず、自分ごとにしれもらうための5Wとして
W1 ニュースを知らせる
W2 得することを提示する
W3 欲望を刺激する
W4 交付と不安でやさしく脅す
W5 信用を売りつなげる
そして、立ち止まってもらうための10Hとして
H1 ターゲットを限定する
H2 問いかける
H3 圧縮して言い切る
H4 対比&本歌取り
H5 誇張をエンタメ化
H6 重要な情報を隠す
H7 数字やランキングを使う
H8 比喩でひきつける
H9 常識の逆を言う
H10本気でお願いする
これらの内容については、どうぞ本書を読んでみてください。
いろいろな例示が面白く解説されているので、読んでいるだけでも為になるような感じがしてきますし、話の引き出しに入れておいてもいいようなネタだと思います。