一言力

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、川上徹也著、「一言力」です。


「一言力」とは、「短く本質をえぐる言葉で表現する能力」と本書では定義されています。


一言力 (幻冬舎新書)

一言力 (幻冬舎新書)


本書では、この「一言力」を要約力、断言力、発問力、短答力、命名力、比喩力、旗印力の7つケースに分け、それぞれどのように使っていったらよいかを解説しています。


我々が耳にしたことのある「一言」を事例に、その使用例やインパクトなどをわかりやすく説明してくれています。


だらだら語るより、一言でズバッと言い表す、そんな能力を身につけたい方は本書読まれると良いと思います。


帯には、「才能不要 センス不問 」と書かれていますので、誰でもやろうと思えばできる能力だよと背中を押してもらっているような気がします。