自分マーケティング

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、川上徹也著、「自分マーケティング 一点突破で「その他大勢」から抜け出す」です。


本書は、タイトル通り、自分を如何にアピールして売り込むか、そのための指南書です。



この手の本では、セルフブランディングというのも一時期流行りましたが、本書では、マーケティングブランディングの違いをきちんと述べています。


マーケティングは「相手にアピールする」もので、ブランディングは「相手からイメージしてもらう」ものです。


ですから、この本では、相手にアピールするためには、どのようなことが必要か、またどのようなアピールの方法があるかについて述べられています。


後半に、自分マーケティング三種の神器として、「旗印の1行」「プロフィール」「タグ」が出てくるのですが、「プロフィール」にストーリー性を持たせるというのは、著者の得意とするところなので、なるほどなあと思いながら読ませてもらいました。


フリーランスは、自分をアピールしないと仕事に結びつかないので、本書はそのような方には、参考になる本だと思います。