ザ・殺し文句

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、川上徹也著、「ザ・殺し文句」です。


言葉の力って、大きいんだなということを認識できる一冊です。


ザ・殺し文句 (新潮新書)

ザ・殺し文句 (新潮新書)


本書が面白いのは、題1章からだ3章までは、ビジネス業界、スポーツ界、政治の世界での著名人達による「殺し文句」とその背景が紹介されているところ。


あのとき、あの人が、あんなことを言われて、グラッときたのかということが知ることができます。


そして、第4章では、「殺し文句の理論編」ということで、殺し文句の法則10か条を解説しています。


最後の第5章では、「殺し文句の実践編」ということで、どのういう場面で、どの法則を使うと効果的なのかを解説しています。


何をやるにしても、他の人との協調や協力が必要になってきます。


そのとき、効果的に動いてもらうために、本書は必要なことを指南してくれていると思います。