直径2センチの激闘

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、全日本製造業コマ大戦特別取材班著、「直径2センチの激闘-町工場が熱中する全日本製造業コマ大戦- 」です。


日本の製造業が凄いのは、多くの中小製造業が大手製造業の下支えをしているからだと思います。


そんな日本の製造業も失われた20年の間に、様々な陰りが見えてきたように言われるが、まだまだやはりしぶとい。


直径2センチの激闘-町工場が熱中する全日本製造業コマ大戦- (B&Tブックス)

直径2センチの激闘-町工場が熱中する全日本製造業コマ大戦- (B&Tブックス)


この本は、中小製造業の活力を復活させるため、その技術の粋をわずか直径20mm(2センチ)の手回しのコマに注ぎ、それぞれの技術力のアピールとそれぞれの熱い想いを乗せ、凌ぎ合うコマ大戦について取材した記録です。


本書では、それぞれの企業の開催秘話と各大会の模様を紹介し、コマ大戦の魅力を伝えています。


この本を読むと、まだまだ行けるぞ、日本の製造業という気持ちになります。


中小製造業のクライアントを持つ、中小企業診断士の方は読まれた方が良いと思います。