銀翼のイカロス

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、池井戸潤著、「銀翼のイカロス」です。


半沢直樹シリーズ第4弾、我慢しきれず書店で購入してしまいました。


銀翼のイカロス

銀翼のイカロス


今回の話は、最近の日本で起きた出来事、自民党から民主党への政権交代日本航空の再生などを連想させるような筋立てになっています。


今まで相手にしていたのは、企業でしたが、今度は政権側の政治家とその息のかかった弁護士。


ここに過去の不正融資や空港用地の売買による利権がらみなど、今回も飽きさせない内容になっています。


そして、この話では、頭取の中野渡氏の去就もどうなるのか最後に登場してきます。


冒頭、遺書の文面から始まるのですが、その謎が最後にわかる仕組みになっています。


いやあ、面白いです。


早く、ドラマになって登場しないか、期待してます。