ロスジェネの逆襲

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、池井戸潤著、「ロスジェネの逆襲」です。


本作はTBS日曜劇場でドラマ化された「半沢直樹」シリーズの第3弾です。


ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲


子会社の証券会社に出向したバブル世代の半沢直樹がロスジェネ世代の部下や経営者とともに、またも降りかかる問題を痛快に払っていく物語です。


舞台が証券会社に移ったことで、問題も企業買収(M&A)になり、その方策や資金調達手段などが話題になって出てきます。


著者の作品って、結構、町工場などの中小企業の話や今回のような中小企業診断士試験の財務・会計に関連するようなテーマも出て来るんですよね。


物語の面白さもあるし、中小企業診断士の方にも興味を持って読むことのできる本だと思います。


そして、主人公半沢直樹の信念、精神力にはやはり脱帽してしまいます。