超入門・グローバル経済

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、浜矩子著、『超入門・グローバル経済 「地球経済」解体新書』です。


冒頭に杉田玄白の「解体新書」の話が出ている。


これは、これから経済の「解体新書」を作っていきましょうという導入部だ。


超入門・グローバル経済 「地球経済」解体新書 (NHK出版新書)

超入門・グローバル経済 「地球経済」解体新書 (NHK出版新書)


そして、市場、通貨、金融、通商、政策の5つの切り口から経済を紐解いていく本です。


難しい表現は使っておらず、比喩も多く使われておりわかりやすい内容だと思います。


円高、円安、リーマンショック、デフレ、インフレ・・・・さまざまな経済用語が今は溢れていますが、そんな言葉の意味や、どうなっていたら良いのか、等々やさしく解説しています。


少々、回りくどい表現もありますが、好みは人それぞれですから(笑)


ビジネス書の感覚ではなく、一般人の経済に関する教養本と考えて読むと良いと思います。