困った隣人韓国の急所

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、井沢元彦呉善花共著、「困った隣人韓国の急所」です。


両著者が、日本、韓国双方がどういうところで理解し合えないのかを対談にて探り合っています。



我々が普段、テレビのニュースなど見ているだけはわからない、併合時の歴史的観点が語られているのは、興味深かったです。


また、韓国の現状が語られているのですが、窃盗や強姦などの犯罪が多いこと、若者たちが国に対して希望を持っていないこと等々、現在、経済的に反映しているように見えるが、それも財閥系企業だけで、一般の人たちは不満が募っていることなども知ることができました。


経済面でも、好調そうに見えるが、財閥系企業でもかなりの借金をしていることなどは、本書を読んで初めて知りました。


お互いが理解し合えないのは、宗教面での考え方の違いが大きいということを改めて認識することができました。


近くて遠い国、韓国のなかなか普段は見えにくい面を知りたい方は、本書を読まれることをお奨めします。