サムスンで働いてわかった韓国エリートの仕事術

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、水田尊久著、「サムスンで働いてわかった韓国エリートの仕事術」です。


この本は、サムスンのことが書かれている本ですが、特徴は著者が実担当者としてそこで働いていたことでしょう。


今までのサムスン本とは違い、目線がグッと近づいた見方をしています。


サムスンで働いてわかった 韓国エリートの仕事術

サムスンで働いてわかった 韓国エリートの仕事術


わかったことは、日本の仕事の慣習とは異なるということ。


技術者でも、手足、身体を動かし実感し経験し学ぶというよりかは、知識を入れ、その知識を駆使するということです。


ただ、それが論理的とか、実証的とかと言うことは別の様だということも、この本を読むと判ると思います。


でも、読み終わったら、どこで現在のような差がついてしまうんだろうと考えてしまいました。


この本にも書かれていますが、やはりお客様目線に立った、お客様が欲しいものを提供するということなのでしょうか。


日本は技術で優位だと言っていますが、その優位性を十分な差別化要素にできるような商品あるいは売り方を考えないと、この差は埋まらないかもしれませんね。


面白い本でした。