これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、木下晃伸著、「パクリジナルの技術 ~何をパクリ、どうオリジナルを生みだすのか~」です。
この本、パクッて成功しましょうというものです。
そして帯には、「スティーブ・ジョブス、孫正義、柳井正・・・・世界の一流は、みんなパクッて成功しています!」と書いてあります。

パクリジナルの技術 ~何をパクリ、どうオリジナルを生みだすのか~ (経済界新書)
- 作者: 木下晃伸
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2012/12/15
- メディア: 新書
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これって、不思議なことではないですよね。
「学ぶ」という言葉は「真似る」と言う言葉から派生してできたと言われるように、我々は何かを真似て学習しますよね。
ただ、この本の面白いところは徹底的にパクッていくとやがてそれはオリジナルというところ。
守破離の話も出てきますが、確かに通じるところがあるなと思いました。
そしてパクリの4つの基本技術、カンニング、コピー、フライング、ハッタリ。
この4つの技術を駆使することで、自分の枠を破ることができるらしいです。
いろんな示唆に富んでいて、なかなか面白い本です。