仕事の9割は世間話
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、高城幸司著、「仕事の9割は世間話」です。
本書は、仕事をスムースに進ませるために世間話がいかに重要であるかを説いています。
但し、単なる無駄話と仕事に活かせる世間話は違う。

- 作者: 高城幸司
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: 新書
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仕事に活かせる世間話は、相手の心を開き、本音を探り、信頼関係を築くためのツールです。
この本では、いかに有効に世間話を使い、仕事を進めるかについて事例を交えながら解説しています。
技術系の私は、どちらかというと本題直入型だったが、中小企業診断士として、クライアントさんと対応するときは、それでは相手が構えてしまうことが多い。
世間話は必要であることを実感しています。
これは、アイスブレーキングの役割を果たしてくれ、相手の心を開かせるのに有効です。
しかし、紋切り型ではダメで、相手の状況等を見て、その場に合わせた話題を選ぶ必要があります。
本書では、そのあたりのポイントも書かれています。