仕事の9割は世間話

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、高城幸司著、「仕事の9割は世間話」です。


本書は、仕事をスムースに進ませるために世間話がいかに重要であるかを説いています。


但し、単なる無駄話と仕事に活かせる世間話は違う。


仕事の9割は世間話 日経プレミアシリーズ

仕事の9割は世間話 日経プレミアシリーズ


仕事に活かせる世間話は、相手の心を開き、本音を探り、信頼関係を築くためのツールです。


この本では、いかに有効に世間話を使い、仕事を進めるかについて事例を交えながら解説しています。


技術系の私は、どちらかというと本題直入型だったが、中小企業診断士として、クライアントさんと対応するときは、それでは相手が構えてしまうことが多い。


世間話は必要であることを実感しています。


これは、アイスブレーキングの役割を果たしてくれ、相手の心を開かせるのに有効です。


しかし、紋切り型ではダメで、相手の状況等を見て、その場に合わせた話題を選ぶ必要があります。


本書では、そのあたりのポイントも書かれています。


中小企業診断士などで特にコンサルタントに成り立ての人は、本書を読まれると良いのではないでしょうか。