無茶振りの技術

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、郄城幸司著、「無茶振りの技術」です。


タイトルでは、無茶振りとは書かれているが、本書は、仕事の負荷を適度に軽減させ、なお且つ成果をあげるために、上手に人に仕事を分配する方法について解説しています。


無茶振りの技術 日経プレミアシリーズ

無茶振りの技術 日経プレミアシリーズ


まあ、何の前触れもなく、いきなり振る無茶振りもあるが、振るためには相手の技量や負荷、空き具合等いろいろなものを推し量り降っていかなくてはならない。


その辺の目配り、気くばりについても解説しています。


また、言葉のかけ方だって大事だから、どのように声をかけ、相手にその気にさせるかも、きちんと伝授してくれている。


仕事をしていく上では、この上手に振るということも大事なんだなあということを感じさせてくれるビジネス書です。


どうも、他の人に頼むのって上手くないんだよなあと言う人は一読されてはいかがでしょうか。