技術士第1次試験合格体験記

資料の探し物で、昔のUSBの中のファイルを見ていたら、2010年に技術士の経営工学部門を合格したときの合格体験記を見つけました。


技術士第1次試験から遡って書いているので、あまり参考にはならないと思いますが、今日は第1次試験の部分を抜き出して紹介します。


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今回の技術士試験の合格体験記として、自分の経験を綴らせて頂きます。

まず、前段として一次試験ですが、これは一昨年(2008年)、合格しました。

受験動機は、会社を辞めるときに私の送別会で、後輩より一次試験を合格したのだけど、どの専門で二次試験を受験しようかと、相談を受けたことが発端です。

ですから、あまり準備はしていません。

このとき専門科目を何にするかで迷いました。というのは、一次試験で受けた専門科目の延長で二次試験の技術部門が決まると思っていたからです。

まだ、この時点では一次試験で選んだ専門科目と二次試験の技術部門が一致しなくても良いことは知りませんでした。

受験される方は、良く試験制度を理解されてから、受験されることをお勧めします。

正直言いまして、一次試験の専門科目はちょっと苦しみました。過去問を解いてみると、正解率がようやく6割程度であまりよくない。

これは、ちょっと勉強しなくちゃいけないということで、経営工学の参考書としては、中小企業診断士の受験機関であるTBCの講師陣が書いた中小企業診断士第一次試験の受験向けに書かれた「生産管理(運営管理)」を参考書としました。

あとは過去問(3年分)を2回ぐらい回しただけです。

第一回目はまず解いてみて、わからない所はすぐに答えを見て確認していうという方法をとりました。

二回目は、本番の気持ちで解いてみました。

受験は、2008年10月、場所は早稲田大学でした。

受験でビックリしたのは、早く書き込んで、途中退出する場合にマークシートを、紙箱に入れて退出するということでした。

試験管が何かをチェックするわけではありません。

帰りにラーメン屋でラーメン食べて帰ったのを記憶しています。

マークシートなので、後日ホームページに出ている解答を見て、チェックし、合格レベルにあることを確認しました。

その年の12月に合格通知を頂きました。

一次試験は、本当に基礎的なことだけですから、基礎科目、適性科目、専門科目とも過去問を解くことで、ある程度パターン化された出題に対応できると思います。

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なんか淡々と書いていますね。


第1次試験は、理工系の大学を卒業された方、または在学生の方ならば、それ程苦にならないと思います。


満点を取ることを考えないで、合格基準を満たすよことを念頭に試験に臨めば、大丈夫です。


これから、受験を考えられている方は、過去問を何回かやってみると問題のパターンが見えてくると思います。


必ず解ける分野を作っておくとかなり楽になります。