おはなし品質工学 改訂版

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、矢野宏著、「おはなし品質工学 改訂版」です。


この本は、日本規格協会から出版されていて、専門書の類になると思います。


私は、改定前の本書も読んでいたんですが、この改訂版を読むとほぼ全編書き換えられているのではないかと思われるほど、内容が変わっていました。



本書は品質工学って、どのようなものだろう、どんなことをやるものなのかなと、まだ品質工学のことを知らない人たちが、その概要を知るために書かれた本です。


品質工学は、時代とともに進歩しています。


この改訂版では、マハラノビス・タグチシステム法(MT法)やシミュレーションのパラメータ設計なども紹介されていました。


以前読んだ本には確かありませんでした。


今回、この本を手にしたのは、業務でもしかしたら品質工学を使うあるいは紹介する可能性があったからです。


まあ、今のところはそのようなことはなさそうですが(笑)


概要といっても中身も詰まっていて、消化不良を起こしてしまうかもしれませんが、わかりやすく書かれています。


興味のある方は読まれてはいかがでしょうか。