安倍晋三回顧録

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、安倍晋三著、橋本五郎(聞き手)、尾山宏(聞き手・構成)、北村滋(監修)、「安倍晋三 回顧録」です。

2月10日に本書が出版されたのを知り、書店をいくつか回っても、すべて売れきれになっていました。

 

Amazonで予約しようと見たら、3月1日発送となっていたので、我慢してようやく2月末日に本書が書店に並んでいたので購入しました。

 

安倍首相の動向は、いろいろ報じられていたので、それを思い出しながら、本書を読み進めていると、裏ではどのような展開がなされていたのか知ることができ、非常に興味深く読むことができました。

 

地球儀を俯瞰した外交を進めていたこともあり、特に海外首脳とのやり取りや、安倍さんから見た人物像は面白かったです。

 

巻末に、葬儀、国葬での弔辞や、衆議院での追悼演説等も掲載されていますが、それぞれ語られた方の人となりが感じられたり、安倍さんがどのように思われていたかも知ることができ、これも良かったです。