Facebook 世界を征するソーシャルプラットフォーム

読書本の紹介です。


今回は、山脇伸介さん著、「Facebook 世界を征するソーシャルプラットフォーム」です。


またまた、Facebook本です。


世の中のトレンドに完全に流されている感じです。でも、このFacebookは、単にトレンドというより、大きな潮流になりそうな、そんな予感を私自身が感じているのも事実です。



この本では、2007~08年に、Facebookアメリカで急成長する様子を
、当時ニューヨークに留学し、実際にユーザーとして現地でリアルタイムに実体験した一人のテレビマンである著者が、Facebookのすごさと可能性を、わかりやすく、イキイキと伝えています。


・数あるSNSの中で、なぜFacebookが勝ち続けるのか?
・はたして、日本でもブレイクするのか?
ミクシィツイッターと何がちがうのか?
Facebookで私たちの生活はどう変わるのか?
・そして、テレビやほかのメディアはどういう影響を受けるのか?


などの話題を取り上げ、著者ならではの観点で語ってくれています。


私が面白いと思ったのは、テレビマンでもある著者が、テレビとインターネット、SNSとの融合性を言及している部分でした。


YoutubeUstreamなど様々な動画系のサービスもありますが、著者の観点ではテレビも含め、ソーシャル化していくだろうということです。


この本は、今月読んだ先の2冊とは異なり、著者の実体験と職業からの観点という、リアルな観点で捉えているところが、私にとっては大いに参考になりました。


Facebookの初心者はもちろんですが、SNSが変えるであろう人間とメディアの未来に関心のある方は必読の一冊であると思います。