フリーマーケットに見る社会学

今日は朝から、妻がフリーマーケットに出店するというので、荷物運びのお手伝い。


車を停め、荷物を降ろし、所定の場所まで運んで行くと、いるわいるわ、人、人、人。


開店前から、段ボールを開け、品物を並べているところで、お目当ての品物を見つけようとしている人や、何があるのか物色している人などお客様の方もいろいろ。


私は、荷物を運ぶとそのまま帰りましたが、一日が終わり、迎えに行って、帰りしな妻からフリーマーケットの様子を聞かされたのですが、それが結構面白かったので紹介しちゃおうと思います。


大抵の人達は普通に買ってくださるそうですが、こんなことがあったそうです。


一つは、「コレはいつ出るの」などまだ段ボールに入ってる品物などについて、いろいろなことを質問してくる人がいて、その人の質問に対応している間に、別な人がハンガーにかかっている洋服をサーッと持って行ってしまう。後から考えると、グルだと思うとのこと。


次に、韓国系や中国系のアジアの人達が、日本語を解さない振りをして値引き交渉をしてくるとのこと。そして最初に言った値段を譲らないそうです。

例えば、今回のやり取りの一部。
「いくら?」
「600円です」というと、指を3本立て300円を主張。
「ダメ、負けても500円」それでも、指を3本立てる。
そんなやり取りが続くと、彼らが500円玉を出してくる。
このまま、300円だと悔しいから、釣銭を100円しか渡さなかったけど、何も言わなかったよ。とのことでした。


妻の話を聞きながら、フリー・マーケットと言っても、そこは一つの売買の場、いろいろな人間模様が見えるのだなと思いました。