小さな会社の頭のいい社長がやっている「仕掛け営業術」

読書本の紹介です。松尾明仁さん著。『小さな会社の頭のいい社長がやっている「仕掛け営業術」』です。


私にとってはこの本は実用的で非常に面白かったです。


中小企業診断士って、いろいろな経営者の方にお会いしますが、その時に話したり、アドバイスするネタとしても使えるし、一人の経営者として、営業活動をどうしたら良いかと悩んでいる時の、お助けになると思います。


冒頭、著者は何冊か成功している社長の本を読んでいくうちに、「ビジネスで成功するために必要な成功法則」があることに気がついたと言いています。


【1】頭のいい社長は、自ら営業の「仕掛け」をして、その後それを「仕組み化」している。
【2】頭のいい社長は、ムダなお金をかけない(営業・集客・リクルートブランディングなど)。
【3】頭のいい社長は、マスメディアをうまく取り込み(利用し)、自社をPRしている。(場合によってはお金までもらっている。)
【4】頭のいい社長は、常に「レバレッジ」を意識している(マス戦略を考えている)。

そうです。


小さな会社の頭のいい社長がやっている「仕掛け営業術」

小さな会社の頭のいい社長がやっている「仕掛け営業術」


この本では、著者が実際に行ったことや試行錯誤したことから得られた成功の秘訣をピックアップして紹介してくれています。


やはり社長は会社の広告塔なのかなと感じました。いかに社長をPRしていくかとうことで、ネットを使ったり、セミナー講師として顔を売ったり、パブリシティやマスコミの利用など、様々な手段が書かれています。


小さな会社の経営者(社長)さんやこのような経営者を相手にされる中小企業診断士などのコンサルタントの方にも一読されることをお奨めします。