チャットGPTvs.人類

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、平和博著、「チャットGPTvs.人類」です。

 

なんか凄いタイトルで、これから我々は一体どうなるんだろうと読む前に少し構えてしまいました。

 

しかし、読んでみると、現在起こっている事象についての羅列が主な内容になっていました。

 

そうなんですが、生成AIはしばしば「もっともらしいデタラメ」を吐き出すという点は押さえておかなければならいポイントだと思います。

 

その現象のことを、「幻覚」と呼んでいるらしいです。

 

AIはそれまでの文章のつながりから、次に来る可能性が最も高い言葉を、機械的に選び出していくそうですが、その内容を理解しているわけではなく、それが事実に基づくものかどうかの判断もしていないそうです。

 

確率的に次にこの言葉を持ってくることの「もっともらしさ」によってのみ、質問に対する回答を作成しているので、「幻覚」が起きるようです。

 

生成AIは「厳格」なのかなと思っていましたが、「幻覚」なんですね。

 

このことを踏まえて生成AIと対峙していく必要があるということが頭の中にインプットされました。

 

平易な文言で書かれた読みやすい本です。

 

タイトルの内容とかけ離れ感はありますが、生成AIとは、どんなものなのか知るには、お手頃な本かもしれません。

 

 

「決算書分析」の極意

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、『取引先の倒産を予知する「決算書分析」の極意』です。

 

著者の決算書の考え方が面白いです。

 

客観的な「成績表」と見る一般的な分析とは異なり、決算書はあくまでも「報告書」であるという見方です。

 

「報告書」なので、それはあくまでも報告者にとって都合の良い形で作られているという見方にたって、各項目の数字をチェックしていくとのことです。

 

そして、「粉飾」が存在することを前提に、本当の「支払能力」がどれだけあるのかを見出すことが肝要だと述べています。

 

全体的に読みやすかったです。

 

このような見方があるということを知っておくことも必要かなと思いました。

アフターChatGPT

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、山本康正著、「アフターChatGPT 生成AIが変えた世界の生き残りか方」です。

 

生成AIの出現により、これから我々の仕事はどうなるのだろうと感じられている方がいるかもしれません。

 

でも、生成AIというものを使ってみると、使える部分とそうでない部分も見えてきて、巷で言っているほど、凄いモノでもないなと感じている方も多いのではないでしょうか。

 

ただし、開発途上のモノであることを考えると、素晴らしい技術だなとも思います。

 

本書は、そんな生成AIの出現にどうしようと、ある種の慄きを感じている方には、清涼剤になり得る本かもしれません。

 

AIはあくまで、ツールです。

 

それをどのように使いこなすかは、人間の知恵にかかっているのではないでしょうか。

 

ある種、当たり前のことですが、読後に改めてそう思いました。

グローブを買いました

グローブを50年ぶりに買いました。

 

孫とキャッチボールをするようになったのですが、右利き用のグローブだったので、どうしようか迷っていたのですが、今日、思い切って買いました。

 

昨年の孫へのクリスマスプレゼントは少年用の野球のグローブでした。

 

結構なお値段しましたが、奮発しました。

 

今日、私が買ったのはレジャー用というもので、キャッチボール用途のものらしいです。

 

今は、グローブもソフトボール用、軟式用、硬式用だけでなく、指の入れ方なども細分化され、守備位置によってもかなり分かれているのですね。

 

昔は、そこまで調べなかったから知らなかっただけかもしれませんが、もう少し大雑把だったような感じがします。

 

さて、買って始めたキャッチボールですが、しばらく投げていなかったせいでしょうか。

 

左で投げているのに、ちゃんと投げることができませんでした。

 

少し練習が必要そうです。

 

これから、孫をだしに、大いに練習しようと思います。

自衛隊の闇組織

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、石井暁著、『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』です。

 

本書、昨年話題のヒットドラマ「VIVANT」に出てくる自衛隊の秘密組織「別班」について取り上げたものです。

 

ドラマを見ていた時は、(そんな、組織あるの?)と思っていましたが、本書を読むと実在していたことがあるらしいです。

 

なんと曖昧な表現と思われるかもしれませんが、著者の取材では実在していたらしいということまでは突き詰めているらしいです。

 

実際、国会でも取り上げられたこともあるようです。

 

今の時代、そんな秘密組織がと思われるでしょうが、日本がこのような平和でいられるのも、このような組織の存在のお陰と考えても良いかもしれませんし、そうではないかもしれません。

 

真実は、闇の中ですが、内容は面白かったです。

 

個人的は、一読をお奨め致します。

 

遅ればせながら、今年もよろしくお願い致します。

補助金の探し方

中小企業の事業者の方は日々忙しい方が多いので、中小企業向けの国の施策を知らない方が多いです。

 

補助金もそのような施策に入ると思います。

 

どこで探せばいいの?という方も多いのではないでしょうか。

 

インターネットの世の中なので、ちゃんとそういう中小企業向け施策の情報提供をしてくれるサイトがあります。

 

お奨めは、中小企業基盤整備機構が提供している『J-Net21』の支援情報ヘッドラインです。

 

支援情報ヘッドライン | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

 

このサイト、日本全国の補助金助成金等を紹介しています。

 

もちろん募集時期がありますので、事業所がある地域で、どのような施策があるのか見つけてみてはいかがでしょうか。

 

このサイト、中小企業の事業者の方には、とても有用だと思いますので是非、活用してみてください。

補助金ってなんだ?(3)

6.補助金のメリット・デメリット

ここまでの説明を読んで、なんだ補助金って面倒そうだなぁ・・・と思う方も多いと思います。

 

正直言うと、面倒だと感じる方には、とても面倒です。

 

それも補助金の種類によっては、採択された後の手続も、大変だなあというものもあります。

 

しかし、考えてみてください。

普段の商売で、それだけの利益を稼ぐにはどれだけ大変なのかを、それを考えたら面倒さは、かなり軽減できるのではないかと考えます。

 

では、補助金のメリットとデメリットとしては次のようなことが言えると思います。

 

【メリット】

次のようなメリットがあります。

補助金ですから、基本的に返済しなくてよい(ただし、不正があった場合は返却ですし、計画通りにいかなかった場合にも返却する場合もあります)

補助金を活用することで、こんな新たなことができる・・という事業の見直しの機会になる

・補助事業期間という期限があるので、頑張れる

 

【デメリット】

一方、デメリットは次のようなことがあります。

・様々な記録を残すなど、事務処理が大変である

補助金募集の時期など、考えているタイミングに合うかどうか⇒これについては、タイミングに合うように考えてみることをお奨めします。

補助金そのものが後払い、それまでは自己資金で賄うことになるので、自己資金がない事業者には向かない

 

とは言っても先ほども述べたように、補助金と同額の利益を生み出すことを考えたら、挑戦してみるべきではないでしょうか。