美しく、強く、成長する国へ。

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、高市早苗著、「美しく、強く、成長する国へ。」です。

自民党総裁選が終わり、もう1カ月以上過ぎてしまいましたが、ようやく読み終えることができました。

 

本書を手に取ったのは、総裁選の候補者の中で一番政策がしっかりしていると感じたからです。

 

読んでみると、このような本なので、自分PRもあるのでしょうが、総花的に政策が述べられています。

 

といっても、それらは日本にとって大事だなと思えるものばかりと感じました。

 

それでも、まだ言い足りていない部分もあるようです。

 

政調会長というポストに就いたのは適役かもしれません。

 

総裁選前に読み終わっていれば、もっと熱が入っていたのかもしれませんが、ああ、こういう人がいるんだなということがわかる一冊だと思います。

 

 

あなたの夢を叶える!ネットでスモールM&A

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、大山敬義著、マンガ:とこのま、「あなたの夢を叶える!ネットでスモールM&A」です。

 

お客様からの問合せで小さな企業同士のM&A絡みの話があったので、知識を仕入れておこうと本書を手に取りました。

 

もう、年取ってくると読書への集中力がなくなってくるので、このようにマンガが書いてあると読みやすくて楽です。

 

構成としては、マンガで小さな企業のM&Aの進め方の各ステップを示し、その後解説が入るスタイルになっています。

 

短時間で要点を学ぶことができるので、私にとっては助かりました。

 

お客様との打合せ時にも、この本に書いてあったことを知識として、少し使わせて頂きました。

 

 

 

 

インバスケット経営思考トレーニング

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、島原隆志著、「生き抜くための決断力を磨く インバスケット経営思考トレーニング」です。

 

昔、管理職選抜研修に参加した時に、その中のカリキュラムでインバスケットというものに取組みました。

 

同時並行的に、時系列的等、多岐に渡って判断をしていかなくてはならず、優先順位やメンバーへの配慮等考えながら取り組んだことが頭を過り、本書を手に取りました。

 

本書は、経営判断をしていくのにどのような選択をしていかなければならないか、簡単なケーススタディを示し、その判断を選択肢の中から選んでいく形式になっています。

 

その後、解説があります。

 

書籍なので、事例も簡単な内容になっており、経営判断の基礎的な訓練をするウォーミングアップとして、適している本だと思います。

 

読みやすい本なので、どのような場面で、どのような経営判断が必要になってくるのか、訓練したり、知識として持っておこうという方々にお奨めします。

アホか。

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、百田尚樹著、「アホか。」です。

著者がその週に起こったニュースを紹介して解説を配信している「百田尚樹チャンネル」のメルマガをまとめ書籍化した第3弾になるものです。

 

取り上げている題材が、タイトル通り、思わず「アホか?」と突っ込みたくなるものばかりです。

 

どこからでも読める、気軽に読める、ずっと真剣に読む内容でもない・・・というように肩肘張らずに読める本です。

 

私は、トイレで用を足すときの合間に読ませて頂きました。

 

世の中には、いろいろな人がいるんだなあと思わせてくれる一冊です。

 

危ない読書

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、佐藤優著、「危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ」です。

圧倒的な読書量ならではの、読書紹介です。

 

それも選んでいる書籍は。「悪書」です。

 

いずれも日本における社会的常識や倫理観に反する危険な本で、それを20冊も紹介していくれるのです。

 

著者の良いところは、どの章、どの部分を読めば、その本の真髄を知ることができるかも紹介してくれるところ。

 

また、多面的な視野から、その本の価値を提示してくれるところだと、私は考えています。

 

本書も、そのサービス精神は大いに活かされており、紹介していただいたいずれの本も興味深く、その内容を知ることになりました。

 

しかし、読書好きには、何やらその人ならでは嗜好もあるようで、そのような中でも、ああ、これは絶対、俺は読まないなというものもいくつかありました。

 

興味を持ったものについては、ちょっと手を伸ばしてみようかなと考えています。

 

 

民王シベリアの陰謀

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、池井戸潤著、「民王シベリアの陰謀」です。

 

本書もウィルスを題材とした小説です。

 

それを民王で、どのような展開になるのかと思いましたが、おもしろい展開で、どんでん返しもあり、ああ、これもドラマ続編ができるのかなと思いました。

 

ここで、登場するウィルスは、古代マンモス起源のもの。

 

小説の中では「マドンナ・ウィルス」と命名されていました。

 

実際の政治の世界もここに描かれていることと、それほど違いはないのかなと思い、読んでいましたが、武藤泰山総理、カッコいいです。

 

ドラマでの配役、遠藤憲一さんも良かったなあ・・と思いながら、本書もドラマ化されることは望みながら、読み終わりました。

 

楽しく読める一冊です。

 

もしも徳川家康が総理大臣になったら

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、眞邊明人著、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」です。

 

自由民主党の総裁選挙の日に、この本を読み終わったのもなにかの因果だろうか・・・

と考えさせるのだろうか・・・と、そこまで考えさせられる内容ではないですが、実に面白い小説でした。

 

個人的には、SFの要素が強いと思うのですが、ビジネス小説のカテゴリーで、書店では販売されていました。

 

久々の小説です。

 

ストーリーは、日本の首都官邸でクラスターが発生し、総理が感染し、死亡する。混乱の極みに陥った日本政府はかねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる計画を実行するというものです。

 

日本史の中では、いろいろな関係がある人物が登場したりとなかなかユニークな物語です。

 

これは、ドラマ化あるいは映画化されることもあるんじゃないか、そんなことも読後、思いました。

 

今の時代にマッチした内容で、日本の歴史も断片的に学べ、かつ我々一人一人が、日本に、そして政治にどう向き合うべきかも考えさせられる内容になっていると思います。

 

ちょっと厚いですが、ご一読、お奨めします。