インバスケット経営思考トレーニング

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、島原隆志著、「生き抜くための決断力を磨く インバスケット経営思考トレーニング」です。

 

昔、管理職選抜研修に参加した時に、その中のカリキュラムでインバスケットというものに取組みました。

 

同時並行的に、時系列的等、多岐に渡って判断をしていかなくてはならず、優先順位やメンバーへの配慮等考えながら取り組んだことが頭を過り、本書を手に取りました。

 

本書は、経営判断をしていくのにどのような選択をしていかなければならないか、簡単なケーススタディを示し、その判断を選択肢の中から選んでいく形式になっています。

 

その後、解説があります。

 

書籍なので、事例も簡単な内容になっており、経営判断の基礎的な訓練をするウォーミングアップとして、適している本だと思います。

 

読みやすい本なので、どのような場面で、どのような経営判断が必要になってくるのか、訓練したり、知識として持っておこうという方々にお奨めします。