恫喝外交、続いています
今日は、朝鮮半島に関する記事が盛りだくさんありました。
まずは、韓国。
韓国の金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官が2日、ソウル韓国プレスセンターで開催された寛勲(クァンフン)クラブ招請討論会で北朝鮮のミサイル挑発について「(北が)抑止力を強化している」と表現したことが取り上げられました。
『抑止力』は、敵対勢力や脅威勢力が攻撃しようとしても相手側の反撃を恐れて攻撃できないよう遮断する能力を意味しており、北朝鮮が抑止力レベルでミサイルを試験発射しているという北朝鮮の主張を容認または同調しているようにも受け止められます。
一方、北朝鮮。
ミサイル発射台を増やしている、強化しているという記事があったと思ったら、夕方には、「クリスマスプレゼントは米国次第」と、 外務次官が談話したとの記事。
談話では、北朝鮮が非核化を巡る米国との交渉期限とした年末が「一日一日と迫っている」と指摘もあったというが、かなりの焦りも感じられます。
弱みを見せずに、恫喝するのは、まさに北朝鮮というか朝鮮半島のお家芸と言う感じです。
この記事に呼応したのでしょうか、夜には、トランプ米大統領は3日、非核化交渉が停滞している北朝鮮との関係について、「必要があれば軍事力の行使も辞さない」と述べたという記事が出ていました。
「必要に迫られれば使うこともある」と語ったそうで、北朝鮮の恫喝に対して、釘を打った形になっています。
ネットで提示されている記事を読んでいるだけでは、サラッとした感じですが、やはり軍事的な緊張も高まっているのかもしれません。