「マニュアル」をナメるな!

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、中田亨著、『「マニュアル」をナメるな! 職場のミスの本当の原因 』です。

  

「マニュアル」をナメるな!?職場のミスの本当の原因? (光文社新書)

「マニュアル」をナメるな!?職場のミスの本当の原因? (光文社新書)

 

 本書は、二部構成なっており、マニュアルの書き方(第1部)と、作業手順に関する内容(第2部)に分かれています。

 

確かに「マニュアル」はナメたらいけませんが、マニュアルに頼りすぎるのも想像力を欠如させるので問題だと、個人的には思っています。

 

本書は、そういことには言及はしておらず、どのようにマニュアルを書き表らしたら良いか、過ちがないように手順を示すにはどうしたら良いかが書かれています。

 

検査ミスなどが発生したときに、その対処として行われるダブルチェックを、検査する人たちの相互依存を生むという見方は、ああ、確かにそうだなと納得させられました。

 

ただ、マニュアルのことを書いているにしては、ちょっと読みづらかったのです。