サイバー攻撃から暮らしを守れ!

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

今回紹介する本は、高市早苗編著、藤井龍二作画、「サイバー攻撃から暮らしを守れ!」です。

 

著者の高市早苗氏は、当時、自民党サイバーセキュリティ対策本部長ということです。

  

サイバー攻撃から暮らしを守れ!

サイバー攻撃から暮らしを守れ!

 

 

政治家が書かれた本なので、技術的内容には触れていませんが、政策的にサイバー攻撃からの防御が必要な14の分野について、どのような脅威があるか、実際に今まで発生した出来事、どのような対応が必要となるかについて書かれています。

 

ITが進展した現在、サイバー攻撃は、電気、ガス、水道のインフラ分野 や電車、航空などの交通分野、金融分野など様々な分野で、もし重大な出来事が発生したら、大変なことになります。

 

本書は、政策面でも、その点を考慮し、今後重点対応していかなくてはならないことを訴えています。

 

ただ、人材が不足している点は否めません。

 

もう少し力を入れるべきではないかと感じました。

 

国防の点からも重要なことなので、しっかりと進めてもらいたいと、本書を読み終わり、感じました。