人生を変えるドラッカー

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、吉田麻子著、「小説でわかる名著『経営者の条件』 人生を変えるドラッカー 自分をマネジメントする究極の方法」です。


本書は、ドラッカーの著書「経営者の条件」を小説仕立てにして、わかりやすく解説したものです。


もしドラ」と同じタイプの本です。



研修会社のベテランOLの青柳夏子、広告会社に勤める杉並柊介、保険会社を脱サラしてカフェを始める堀川徹の三人が「経営者の条件」をドラッカー読書会で読み進め、それを自分たちの仕事に実践していくという流れで、ストーリーが作られています。


いきなり「経営者の条件」を読むのは、ちょっと難しそうで、ハードルが高いなあと言う人には、入門編として良い本だと思いました。


私も本書を読んで、ドラッカーの「経営者の条件」を読んでみようと思いました。


非常にわかりやすい文章で、登場人物それぞれの業務の描き方、苦悩、それへの対応なども丁寧に書かれています。


ドラッカーに、まずは触れてみたい方にお奨めです。