これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、大野敏明著、「日本語と韓国語」です。
韓国語の文法は、日本語と似ている部分が数多く、また漢字語も多いので、意味が類推できるものも多く、多くの共通点があるように感じていました。
- 作者: 大野敏明
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/03/01
- メディア: 新書
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本書は、そんな日本語と韓国語の同質の部分と異質の部分を解説しています。
出版されたのは平成十三年なので、15年前になりますね、ブック・オフで購入しました。
ざっくりと日韓の歴史も振り返っており、日本と韓国の似ている部分、異なっている部分が、理解できると思います
多分、似ているところに目が行ってしまうと、異なる部分のギャップにショックを受けてしまうのかな・・と読んでいて思いました。
韓国語の事も勉強になりますが、同時に日本語についても勉強になります。
江戸時代に遡って、その時代の言葉に沿って訳してみると、ピッタリくるというのは、読んでいて、なるほどなあと感じました。