80歳を過ぎても徹夜で議論できるワケ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、田原総一郎著、「80歳を過ぎても徹夜で議論できるワケ」です。


本のタイトルは、著者が進行役を務める「朝まで生テレビ!」から付けたものだろう。



80歳といえば、もう立派な老人。


老人と言えば、早く寝て、朝早く起きるものという通念を打ち砕いて、夜中を通して熱く語る著者の元気の源はなんだろうと思います。


この本の中では、何かちょっとした体の具合の悪いことが起きたら、ブレーカーのヒューズが飛んだと考え、入院するなりして静養することなのかなと思いましたが、よくよく考えてみると好きなことしかやらない、好きなものしか食べない、自分で悩んだり頑張ったりしないことなのでしょうか。


奥様二人に先立たれて、今もなお、恋愛中だというそういう気持ちを持てるところも元気の源のなのか、元気があるからそういう意欲が持てるのか。


読んでいて感心させらてしまいます。


あと、面白かったのは「やんちゃ老人」に学ぶということで、氏と親交のあるやんちゃな老人たちへの紹介は面白かったです。


やはり、何かに信念を持って打ち込む、一生懸命やることも必要だと感じました。


自分より経験を積んだ方の、このようなお話は面白いですし、今後の生き方を考える上で参考になります。