「ズルさ」のすすめ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、佐藤優著、『「ズルさ」のすすめ』です。


厳しさを増すこの時代を生き抜くには、実直に頑張るだけでなく、ときには「ズルさ」を発揮することも必要だ・・・と著者が説いている本です。



この本、同じ青春出版社から前回出された「人に強くなる極意」の続編のような感じです。


佐藤優氏の著書で良いところは、単に説きっ放し、言いっ放しではなく、参考になる図書を紹介しているところです。


今回も、11章ある各章の終わりには、推奨図書が2冊ずつ紹介されています。


私も早速、その中で興味あるものをamazonnで購入しちゃいました。


ちょっと年齢を経た私には、苦い経験を思い起こさせ反省する場面もあるが、いかに生き抜くか、これから先がある若い人たちに、是非読んでもらいたい一冊です。