中小企業診断士試験を受験される方に、学習の副読本として、気軽にリビングのソファにでも座って気軽に読める読書本の紹介です。
今回は、企業経営理論のお奨めの副読本の紹介です。
手塚貞治著、「経営戦略のイチから基本が身につく本」です。
前半部分は、中小企業診断士試験ではおなじみのSWOT分析、3C分析、コアコンピタンス、ドメイン、成長ベクトル等経営分野の知識、ポーターとコトラーの提案した分析論、競争戦略がわかりやすく解説されています。

- 作者: 手塚貞治
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2005/08/19
- メディア: 単行本
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後半に入ると、イノベーションなどの技術戦略、営業戦略、BOT、ジャストインタイム等の生産戦略、組織、財務についても言及されています。
専門用語、横文字などは極力ひかえ、できるだけわかりやすい言葉で解説していますので、初学者の方には参考になると思います。
また、エンジニアの方など、技術系の方で、中小企業診断士試験を受験されようとする方には、今まで馴染みなかったことを学ぶのには、入りやすい本ではないかと思います。