これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、西内啓著、『サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている』です。
この本、切り口が面白いです。
サラリーマンというか、成人して働いている人ならば、誰でも思うような不満、悩みについて、経済学や心理学などの観点から見た解決法を提示しています。
サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている (マイナビ新書)
- 作者: 西内啓
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2012/03/23
- メディア: 新書
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この学術的に言われていることを実行すれば、本当にその悩みが解消されるのかどうかはわかりませんが、読んでみると、なるほどそういう考え方もあるんだなと思います。
ここで引用されている理論や方法は下記に様なものです。
第1章 なぜ、いくらがんばっても給料が上がらないのか?・・・経済成長理論
第2章 なぜ、お金が堪らないのか?・・・行動経済学
第3章 どうすれば楽して出世できるのか?・・・ポジティブ心理学
第4章 どうすれば職場の人間関係はうまくいくのか?・・・組織行動論
第5章 どうすれば仕事はうまく回るのか?・・・プロジェクトマネジメント
第6章 なぜ、いくら仕事をがんばっても家庭がうまくいかないのか?・・・ポジティブサイコロジー
まあ、信じるか信じないかは読んだ人の判断にお任せします。
こんな切り口で本を書くことができるんだということで、参考になりました。