サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、西内啓著、『サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている』です。


この本、切り口が面白いです。


サラリーマンというか、成人して働いている人ならば、誰でも思うような不満、悩みについて、経済学や心理学などの観点から見た解決法を提示しています。



この学術的に言われていることを実行すれば、本当にその悩みが解消されるのかどうかはわかりませんが、読んでみると、なるほどそういう考え方もあるんだなと思います。


ここで引用されている理論や方法は下記に様なものです。

第1章 なぜ、いくらがんばっても給料が上がらないのか?・・・経済成長理論

第2章 なぜ、お金が堪らないのか?・・・行動経済学

第3章 どうすれば楽して出世できるのか?・・・ポジティブ心理学

第4章 どうすれば職場の人間関係はうまくいくのか?・・・組織行動論

第5章 どうすれば仕事はうまく回るのか?・・・プロジェクトマネジメント

第6章 なぜ、いくら仕事をがんばっても家庭がうまくいかないのか?・・・ポジティブサイコロジー


まあ、信じるか信じないかは読んだ人の判断にお任せします。


こんな切り口で本を書くことができるんだということで、参考になりました。