職務経歴書について

昨日に引き続き、技術士第二次試験の受験申込の職務経歴書について書かせていただきます。


ここに記載する職務内容は、受験される方が勤務されている企業等で担当されているテーマになるわけです。


重要なのは、筆記試験試験を合格されたら、ここに記載されているテーマの2つの中で、一つは概要、もう一つは詳細を体験的技術論文として書かなくてはならないということです。


この申込の時点で、安易に書いてしまうと体験的技術論文を書くときも困りますし、口頭試験の時に試験管の質問に対して十分に答えられるだけの知識と経験を持ったものでないと、化けの皮を剥がされてしまうかもしれません。


そんなの筆記試験が受かってから考えればいいじゃないかと思わず、ここで悩んでおきましょう。


自分の経験で言いますと、私はこの職務経歴書に記載した項目(テーマ)は8つ。


その中で、技術的体験論文を書くなら、これとこれかなと思うものがその中で3項目でした。


ここで技術的体験論文を書こうかなと考えていたテーマは、次の内容をきちんと書くことができると考えていたものです。


1)その業務での自分の立場・役割

2)その業務の課題、問題点

3)課題、問題点に対する解決策(自分が何をしたか)

4)技術的成果


申込期間は5月8日まででが、まだ期間はあります。


技術的体験論文でのテーマ等を見据えた職務経歴書を書かれて、技術士第二次試験に臨まれた方が良いと思います。


まだ、受験申し込みの手続きをされていない方は、再度見直しをして、万全な形で受験申し込みをしましょう。


それから、技術系の中小企業診断士の方は技術士試験を受験されることをお奨めします。


まずは、一次試験からになりますが、本年度の受験を考えられてはいかがでしょうか。